1Chip MSXの改造その4

実はFPGAボードAltera DE0-nanoも入手していました。最近こちらにも1Chip MSXが移植されたので試してみます。ドーターボードの作成が地味に大変です。

http://caro.su/msx/ocm_de0n.htm

以下を参考にJICファイルを焼いてみますが、QuartusII 9.1 SP2ではうまく行きませんでしたのでQuartusII 12.1 SP1を利用します。

http://ehbtj.com/electronics/memo-de0-nano

以下は抜粋したものを1Chip MSX向けに修正した手順になります。

メインのウィンドのメニューの[File]から[Convert Programming Files…]をクリックします。

[Output programming file]という項目の[Programming file type]は[JTAG Indirect Configuration File (.jic)]を選択し、[Configuration device]は[EPCS64]を選択します。

[Input files to convert]ではまず、[Flash Loader]を選択して[Add Device…]をクリックし、出てきたウィンドウから[Cyclone Ⅳ E] →[EP4CE22]を選択し、[OK]を押します。

次に[SOF Data]を選択し[Add File…]をクリックし、.sofファイルを選択します。

次に[SOF Data]を選択し[Properties]をクリックし、[Address mode for started pages] →[Start]を選択します。

次に[Add Hex Data]をクリックし、出てきたウィンドウから[Relative addressing] →[Set start address]を選択し[0xC0000]を入力し、[Hex File…]をクリックし、.hexファイルを選択します。

間違いがなければ[Generate]を押します。すると.jicファイルができると思います。.jicファイルの作成が終わったら、Programmerのウィンドウを開きます。

そこでもともとあった.sofファイルの項目を右クリックし[Change File]を選択します。 選択ウィンドウが出るので、先ほど作成した.jicファイルを選択します。

EPCS64を選択し、ProgramとVerifyにチェックを入れます。その後、[Start]を押せば、ROMにプログラムが書き込まれます。

おまけ動画です。

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